探偵の求人について
人の心の中にある探偵のイメージとは、推理小説やいつか見た探偵ドラマの主人公の影響が大きいものです。
頭脳明晰で推理力があり、ほんの少しのヒントから難事件を解決へと導いてゆく、それは、小説やマンガの中の探偵です。そんな探偵にほぼ共通しているのは、事件現場での推理が主であり、誰かを張り込んだり、尾行するのはごく稀だことだということです。
羨望のまなざしを受ける探偵という存在。架空世界の華やかな一面だけを見て、「探偵になりたい。」「探偵になる資質がある。」と感じて探偵の求人に応募してくる人が時折います。
現実の探偵に必要な資質とは
現実の探偵では、体力と忍耐力が基本。ほかにも、探偵に必要な法律の知識や調査に関連するさまざまな機材の知識、そして最も大切なのが、依頼者への誠実さ、仕事に対してのまじめさだという事はあまり知られていません。
探偵事務所に就職し、一通りの経験をして初めて厳しい世界だという事を知ると、すぐに音を上げてやめていってしまう人もいます。
人の役に立つ仕事でやりがいもあるけれど、素行調査や浮気調査など、張り込みや尾行調査を地道に行い、結果を一つ一つ積み重ねて報告書にまとめるのが探偵調査員の仕事。 探偵は依頼者に感謝されることはあっても、表舞台に立つ仕事ではありません。
依頼者に対して、誠実であること。調査という仕事に対して不断の向上心があること。そんな方を探偵として求めています。
探偵にはどんな仕事内容があるのか?
探偵の仕事とは、依頼を受け、調査を行うだけではありません。
調査員として探偵事務所に就職すれば、主な仕事は調査ですが、探偵事務所を運営する上で必要な業務がいくつかあります。
・一般事務作業
・調査報告書の作成
・相談業務
・宣伝、広報活動
など
探偵事務所では、調査業務以外でも、しなくてはならない仕事がいくつかあります。
その中で、調査報告書の作成は、大変重要な業務のひとつです。
調査報告書は、調査を依頼された依頼者様にお渡しする、唯一の成果物で、パソコンを利用して調査報告書を作成します。
そのため、探偵事務所によってはパソコンの簡単な操作ができること、文章をまとめたり、読みやすい報告書を作成することが必要になります。
この調査報告書の出来が悪いと、調査が成功しても、依頼者様に満足していただけないだけでなく、調査報告書を使って、裁判や交渉を行うとき、使い物にならない場合もあります。
調査業務だけではなく、探偵事務所に就職した後に行う業務について、探偵の求人に応募する前に確認しておくといいでしょう。